【UiPath】『画像の存在を確認(ImageFound)』アクティビティの使い方

概要

アクセス先のWebサイト内に「首相官邸のロゴ」が確認できれば、True(首相官邸のロゴが確認できました)、確認できなければ、False(首相官邸のロゴは確認できませんでした)とメッセージを出します。

ワークフロー全体図

①【入力ダイアログ】から任意のURLを入力
②【ブラウザーを開く】で入力したURLにアクセス
③【画像の存在を確認】から切り取り画像の存在をチェック
④【条件分岐】で「True」かどうか判定
⑤「True」なら【メッセージボックス】で「首相官邸のロゴが確認できました」と表示

主な使用アクティビティ

入力ダイアログ
ブラウザーを開く
画像の存在を確認
条件分岐
メッセージボックス

変数

[名前]|[変数の型]

Img|Boolean
CheckUrl|String

作成手順

1.【入力ダイアログ】アクティビティを配置

[ダイアログのタイトル]:「”首相官邸の画像の存在を確認”」
[入力ラベル]:「”URLを入力してください”」
[入力の種類]:「テキストボックス」
[入力した値]:「CheckUrl」
→入力したURLを格納する変数を作成

2.【ブラウザーを開く】アクティビティを配置

[URL]:「CheckUrl」
[ブラウザーの種類]:「Chrome」

3.【画像の存在を確認】アクティビティを配置

→首相官邸のWebサイト(https://www.kantei.go.jp/)にアクセスし、後ろに開いた状態で、[ブラウザー内でスクリーンショットを指定]から、ロゴ部分を指定する

[検知の有無]:「Img」
→変数を作成。検知されたら「True」、検知されなければ「False」が格納されます

4.【条件分岐】アクティビティを配置

[条件]:「Img = True」
→変数「Img」が「True」ならば「Then」

5.【メッセージボックス】アクティビティを配置

→「Then」と「Else」内に配置

実行結果

入力ダイアログ

画像の存在を確認