概要
Splitメソッドは、指定した区切り文字を起点に文字列が分割できるメソッドです。出力データはstring配列です。
Splitメソッドを使って、「村上春樹の代表作品は、ノルウェイの森・風の歌を聴け・1Q84・ドライブマイカー」の文章から、「、」を起点に【メッセージボックス】に「ノルウェイの森・風の歌を聴け・1Q84・ドライブマイカー」を表示します。また「・」を起点に【1行書き込み】でタイトル名を取得します。
ワークフロー全体図
主な使用アクティビティ
代入
メッセージボックス
繰り返し (コレクションの各要素)
1行を書き込み
変数
[名前]|[変数の型]
str_サンプル文章|String
lst_作品名|List(String)
作成手順
1.処理する文章を【代入】
→
変数「str_サンプル文章」を[String]で作成し、「村上春樹の代表作品は、ノルウェイの森・風の歌を聴け・1Q84・ドライブマイカー」を代入します。
アクティビティ:代入
[保存先]:str_サンプル文章[String]
[保存する値]:“村上春樹の代表作品は、ノルウェイの森・風の歌を聴け・1Q84・ドライブマイカー”
2.Splitメソッドを使って【メッセージボックス】に表示
→「、」を起点に分割し、配列2番目の「ノルウェイの森・風の歌を聴け・1Q84・ドライブマイカー」を表示します。
str_サンプル文章.Split(“、”c)(1).ToString
→(0)には「村上春樹の代表作品は」、(1)「ノルウェイの森・風の歌を聴け・1Q84・ドライブマイカー」が格納され、(1)を指定して取り出します。
3.List型変数を作成して、Splitメソッドの配列を代入
→
格納先の変数「lst_作品名」を[System.Collections.Generic.List]型で作成します。
上記で作成した変数「str_サンプル文章」に対し、「、」を起点に分割、さらに分割した2番目を「・」で分割してList型配列に格納します。
アクティビティ:代入
[保存先]:lst_作品名[List(String)]
[保存する値]:str_サンプル文章.Split(“、”c)(1).ToString.Split(“・”c).ToList
※List型変数は、既定値で初期化「New List (of String)」します。
4.【繰り返し (コレクションの各要素)】で各作品名を取得
→List型変数の「lst_作品名」から、繰り返し処理で1つずつ取り出します。
※【繰り返し (コレクションの各要素)】のプロパティ、TypeArgumentはString
実行結果