【UiPath】トライキャッチ(TryCatch)で文字列をチェックする方法

トライキャッチ_Try

概要

下記Excelにある「番号」の文字列を取得して、整数なら「OK」、整数以外なら例外が発生させトライキャッチで処理し、「NG」と「結果」の列に書き込みます。
概要_Excel実行前

ワークフロー全体図

ワークフロー全体図

主な使用アクティビティ

※Excelモダンアクティビティ

Excelプロセススコープ
Excelファイルを使用
繰り返し (Excelの各行)
トライキャッチ
代入
セルに書き込み

変数

[名前]|[変数の型]

int_Test|Int32
str_結果|String

作成手順

1.【Excelプロセススコープ】を配置

2.【Excelファイルを使用】を配置し、Excelファイルのパスを指定

【Excelプロセススコープ】【Excelファイルを使用】

3.【繰り返し (Excelの各行)】を配置し、対象範囲にシート名を指定

【繰り返し (Excelの各行)】を配置

4.【繰り返し (Excelの各行)】内に【トライキャッチ】を配置。[Try]内に、整数を取得する【代入】、「OK」の【代入】を配置


Excel「番号」の文字列を取得して、CInt関数で整数に変換して「int_Test」に代入します。次の【代入】アクティビティで「str_結果」に「OK」を代入します。代入できなかった場合は例外が発生して[Catches]へ

アクティビティ:代入
[保存先]:int_Test[Int32]
[保存する値]:CInt(CurrentRow(“番号”))

アクティビティ:代入
[保存先]:str_結果[String]
[保存する値]:“OK”

トライキャッチ_Try

5.[Catches]内、[System.Exception]を選び【代入】を配置

→変数「str_結果」に「NG」を代入

アクティビティ:代入
[保存先]:str_結果[String]
[保存する値]:“NG”

[Catches]内

6.[Finally]内、【セルに書き込み】を配置

→Excelの[結果]列に、変数「str_結果」を書き込みます。

[Finally]【セルに書き込み】

実行結果

実行結果