【UiPath】Formatメソッドで、文字列の変換や連結をする方法

メッセージボックス3

概要

式は「String.Format(“{0}{1}”,VarName1,VarName2)」となり、{0}にはVarName1、{1}にはVarName2が入ります。
例題として…
(1)文章の一部を変数や文字列に置換
文章「わたくし、生まれも育ちも{0}です。姓は{1}、名は{2}、人呼んで{3}」
{0}{1}{2}{3}に変数または文字を置換します。

(2)異なるデータ型(StringとTimeStamp型)の文字列に変換
文章「{0}さんの退勤時間は、{1:MM月dd日HH時mm分}です。}」
{0}{1}に任意の情報を変換します。

ワークフロー全体図

ワークフロー全体図

主な使用アクティビティ

複数代入
メッセージボックス
入力ダイアログ

変数

[名前]|[変数の型]

str_String|String
str_String1|String
str_String2|String
str_寅さん自己紹介文|String
str_名前|String

作成手順(1)文章の一部を変数や文字列に置換

1.【複数代入】を配置

str_寅さん自己紹介文 = “わたくし、生まれも育ちも{0}です。姓は{1}、名は{2}、人呼んで{3}”
str_String = “東京葛飾柴又”
str_String1 = “車”
str_String2 = “寅次郎”

2.【メッセージボックス】を配置

String.Format(“わたくし、生まれも育ちも{0}です。姓は{1}、名は{2}、人呼んで{3}”,str_String,str_String1,str_String2,”フーテンの寅”)

【実行結果】

メッセージボックス1

3.【メッセージボックス】を配置

→文章が変数の場合です。
String.Format(str_寅さん自己紹介文,str_String,str_String1,str_String2,”フーテンの寅”)

【実行結果】

メッセージボックス2

作成手順(2)異なるデータ型の文字列に変換

1.【入力ダイアログ】を配置

→入力した値は、変数「str_名前」に格納します。

入力ダイアログ

2.【メッセージボックス】を配置

string.Format(“{0}さんの退勤時間は、{1:MM月dd日HH時mm分}です。”,str_名前,DateTime.Now)

【実行結果】

メッセージボックス3