【UiPath】ファイル名から各フォルダに振り分ける方法

概要

3つのテキストファイル「text1_A.txt」「text2_B.txt」「text3_A.txt」と、2つのフォルダ「フォルダA」「フォルダB」があります。ファイル名後部が「A.txt」ならば「フォルダA」、「B.txt」ならば「フォルダB」のフォルダに振り分け格納するワークフローを作成します。

ワークフロー全体図

ワークフロー全体図

主な使用アクティビティ

繰り返し (フォルダー内の各ファイル)
条件分岐 (else if)
ファイルを移動

作成手順

1.【繰り返し (フォルダー内の各ファイル)】を配置し、各ファイルのパスを取得

→3つのテキストファイル「text1_A」「text2_B」「text3_A」のパス(例では相対パス)を順次取得します。
「フォルダー」には、3つのファイルが格納されているフォルダーのパスを指定します。

繰り返し (フォルダー内の各ファイル)

2.【条件分岐 (else if)】を配置し、ファイル名から各フォルダーに振り分ける

→「CurrentFile.Name」で、パスからファイル名「(例)text1_A.txt」を取得し、「Contains」で「A.txt」を含めば、「フォルダA」へ、移動させる条件分岐です。

CurrentFile.Name.Contains(“A.txt”)

条件分岐 (else if)

3.【ファイルを移動】を配置し、ファイルをフォルダに移動

→「A.txt」を含んだファイルを、「フォルダA」へ移動します。

移動元:“data\202308h4\” + CurrentFile.Name
移動先:“data\202308h4\フォルダA”

ファイルを移動
※「CurrentFile.Name」→「text1_A.txt」

4.【条件分岐 (else if)】の[Elseif]を追加し、【ファイルを移動】を配置

→「CurrentFile.Name.Contains(“B.txt”)」の条件で、「B.txt」を含んだファイルを、「フォルダB」へ移動します。

条件分岐 (else if)の[Elseif]

実行結果

実行前

実行前

実行後

実行後